塗装工事の下地処理、下塗りは非常に重要です

投稿日:2019年3月26日  更新日:2024年3月1日

屋根塗装や外壁塗装を行う上で最も意識しなければならないのが「下地処理」と「下塗り」です。なぜ重要かというと、塗膜は下地に密着することで長く定着できます。その密着性に関わるのが「下地処理」と「下塗り」だからです。

 

これらの工程は、塗装が仕上がってしまうと上塗りで隠れてしまい、後から確認することができなくなってしまうので、これから塗装工事をされる方は、この「下地処理」と「下塗り」の工程を強く意識しておきましょう。

 

それでは、本記事では下塗りの重要性を中心に解説したいと思います。

下塗り材 シーラー、プライマー、フィラーの役割

下塗り剤には「シーラー」「プライマー」「フィラー」の3つの塗料があります。各塗料についてご説明いたします。

 

【シーラー】

シーラーは下地への付着力を高めることと塗料の吸い込みを防ぐ効果があります。浸透性の高いシーラーは、軽微なひび割れも補修できます。

 

 

【プライマー】

シーラーと厳密に区別されていませんが、主に鉄部や木部用の下塗り剤としてプライマーが使われています。

プライマーもシーラーと同様に塗膜の密着性を高め、軽微なクラックを補修できます。

鉄部で使われるプライマーはエポキシ系が一般的でして、錆の発生を防ぐ効果があります。

 

 

【フィラー】

弾性で肉厚な塗膜を形成する下塗り剤です。付着力を高めることのほかに、凹凸な面を平滑にする下地調整としての機能も果たします。

モルタル外壁のようにクラックが発生しやすいところは、動きに対して塗膜も追従する必要があります。

フィラーは伸縮性があり、追従性に優れておりますので、塗布することでひび割れを防ぐことができます。

 

下塗りについては「外壁塗装の下塗りと上塗りはどう違うの?下塗りの重要性とは?」で詳しく解説しておりますので、ぜひともこちらもご参考にしてください。

 

 

下塗りのその他の役割

下塗りの役割は主に「塗膜の密着性を高めるため」と「凹凸な面を平滑にすること」「塗料の吸い込みを防ぐこと」の3つです。
ただし、下地の色が浮き出てくる場合は、その色を隠すためにホワイトなどで覆うこともあります。

 

下塗り剤は一般的に透明ですが、色が大きく変わる場合(濃色から淡色にするなど)は、透明だと下地の色が浮き出てきれいに仕上がりません。

そのため、下地が浮き出てこない色で覆う必要があるのです。

時々、お客様から「指定した色と違うけどどうして?」と聞かれますが、これは下地の色が浮き出てくるのを防ぐためという目的があります。

 

 

高圧洗浄やひび割れ補修、シーリングも重要

塗装は適切な方法で施工されている必要があります。ここまで下塗りについてお伝えしましたが、それ以前に下地処理が適切に行われているかどうかということも重要です。
下地とは塗装する面のことをいい、その下地を整える作業が下地処理です。

 

年数が経過した下地の状態は、汚れや白亜化した塗膜、コケ、カビなど様々な不純物が付着しています。

この状態で塗装しても当然ですが、密着性が悪く、塗膜が長持ちしません。

 

例えば埃がついているところにテープを貼ってみたらどうでしょうか?

もちろん粘着力が落ちてテープが剥がれやすくなりますよね。塗装もこれと同じです。

 

下地処理には「高圧洗浄」や「ケレン」「ひび割れ補修」「シーリング工事」などがあります。

これらの下地処理が疎かになっているとどんなに優れた塗料でも短期間で剥がれてしまうのでご注意ください。

シーリングは建物の隙間を埋める充填材です。サイディングやALCなど目地剤としても使われており、建物の防水性と気密性を保っています。

とくに窓などの開口部は雨漏りを起こしやすいので、定期的にシーリングを新しくすることが重要です。

 

下地処理も下塗りと同様に塗装が仕上がると見えなくなってしまう工程です。

ですが、適切に施工されているかどうかで、塗装の保ちが明らかに変わってきますので、必ず下地処理と下塗りが正しく行われているかご確認ください。

 

下地処理についてはこちらの「塗装工事の下地処理」をご覧ください。

 

 

まとめ 見積りは下地処理や下塗り項目もしっかりチェック

塗装工事を行う際は、業者から見積もりが渡されます。

見積もりは、ただ工事金額を示すものではありません。

どんな材料を使い、どれくらいの範囲を工事するのかをお伝えする大事な書類です。

これから塗装工事を行われる方は、金額だけでなく、見積もりに書いてある内容も細かくご確認ください。

 

業者の中には、見積もりの記載内容が曖昧なところもあります。

例えば「一式工事」としてまとめられてしまうのが典型でしょう。

記載内容が曖昧な見積もりは、トラブルになりやすいですから、このような見積もりを渡してくる業者は要注意です。

見積もりはできるかぎり具体的であることが望ましいです。

 

また、口約束もトラブルを起こす原因の一つです。

打ち合わせを行なっているといろいろ変更点が出てきます。

価格も変わってくる場合もあり、このような変更点は口頭だけで済ますのではなく、見積もりを作り直してもらうか、追記してもらい書面として残すようにしましょう。

 

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