塗装工事業者の選び方① 見積もりの落とし穴 「各社の見積もり、塗装面積は同じですか?」「『3』という数字には要注意」

投稿日:2019年9月14日  更新日:2023年7月29日

各社の見積もりの塗装面積が

違っているのはなぜ?

各社の見積もりの塗装面積が違っているのはなぜ?

「相見積もりをとったら面積がバラバラで比べられない」
このようなご質問をいただくことがあります。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事は、施工面積をもとに金額を算出してお客様にご提示しているのがほとんどだと思います。
「どうして同じ家なのに面積も金額もバラバラになるんだろう?」
このような疑問を抱いても不思議ではありません。

それでは、どうして各社で面積が違ってしまうのか、どの面積が正しいのかについてご説明しますね!

Point.1 

塗装面積を実測しているか?

塗装面積を実測しているか?

当社ではお客様に正確な見積もりをご提示できるように、外壁塗装にしろ、屋根塗装にしろ、お見積もりの際は必ず建物を実測して面積を出しております。

建物の面積が違ってしまう理由の一つがここにあります。
それは、実測せずに建坪だけで面積を出している業者がいるということです。

 

なぜ実測せずに建坪だけで見積もりを作ってしまうのか?

それは、きっと「面倒だから」ではないでしょうか?

実測で面積を出すには、当然ですが建物全体を測る必要があるため、それなりの労力と時間がかかります(当社は計測と一緒に建物の劣化具合なども見ております)。

 

実測をせずに面積を出すということは、当社には「面倒だから」という思いを心に隠しているようにしか、実は見えていないのが心情です。

そして「うちは三度塗りで塗装の保ちが違いますよ〜」と言われても、私たちからすると「見積もりの段階から手抜きが始まっている」という風にしか見えないのです。

Point.2 

開口部を除外しているか

開口部を除外しているか

塗装面積とは、当然ですが「その塗料を塗る面積」のことです。

例えば、外壁に日本ペイントのパーフェクトトップという塗料を塗るとします。

それでは、その塗料は雨戸や玄関も塗るのでしょうか?

もちろん違いますよね?

 

ここでのポイントは、

 

・玄関や窓などの開口部は塗装面積に入らない
・同じ塗装でも雨戸や軒天などの木のように素材が違えば塗料も異なる

 

という点です。

 

「他の業者の見積もりよりも面積が大きいな」と感じたら、もしかすると塗装面積から開口部が引かれていないかもしれません……。

補足 

塗装面積は建築図面からも算出はできます。

保険加入を確認する

上記の項では「実測することの大切さ」をお伝えしていますが、塗装面積は実測だけでなく、家を建てた時の図面からも算出できます。そのほうが面積を出すのも早いですからね。ただ、当社はできるだけ現地にご訪問させていただき実測するようにしています。なぜなら、実測するときに外壁や屋根などの劣化を見つけることができるからです。

 

お客様に最適な工事プランをご提案するためには、建物の状態を細かく把握していないとできません。建物の劣化状態によって必要な補修工事や最適な塗料は変わります。当社は「できるかぎり職人の目で見て、測るという手間」を惜しみません!

 

これから塗装工事をお考えの方は「追加工事」に注意してください。たまにあるのですが、最初に提示された見積もりは安かったけれども、後から「ここも劣化していたので、別途費用が掛かります」と言われて、結果的には費用が膨れ上がってしまったというケースがあります。

 

前述しましたが、当社は現地調査が原則です。細かく建物の状態を調査させていただいておりますので、万が一追加工事が発生しても追加費用をいただくことはありません。なぜなら問題となる箇所を見落としたのは当社の責任だからです。(ただし、屋根の防水シートや基礎の劣化、外壁内部など、中には目視で確認できないところもあります。中を開けたら劣化していたというケースもあります。このような目視で確認できないところは、事前にリスクがある旨をご説明いたします)

 

見積もりに来た時に、「面積を測らせてください」ということを言わない業者には要注意です。

 

それでは次に見積もりを見る時のポイントをご紹介させていただきます。

見積もりには様々なパターンがあり、業者の考えというのも実はあります。

 

ポイントをつかんでおけば、お客様がご希望している見積もりを選ぶことができますので、ぜひこれからご紹介するポイントを押さえてくださいね!

塗装会社のお見積もり「松竹梅」の3プランには要注意

「うちは3回塗りなんで持ちが違います!」

松竹梅の3つプランが出てきたときに注目してほしいのは、各プランの金額差がどこで生じているのか?という点です。
 
よく見られるのが、塗料の種類で見積もり金額が大幅に異なるケースです。

例えば当社で「シリコン塗料」と「フッ素塗料」を例に見てみましょう。

 

・シリコン塗料  12,000円/一斗缶

・フッ素塗料  30,000円/一斗缶

 

塗装面積100㎡の場合、メーカーの仕様書通りに施工すれば使用するのは2缶です。
 
仮に工程は同じだとしたら、その金額差は、

 

30,000円ー12,000円=18,000円 × 2缶 = 36,000円

 

この36,000円が実際の金額差ですが、見積ではどうでしょうか?

塗料の使用量にもよりますが、プランによって大幅に金額差があるか、見積内容をよく確認してみてください。
※ ただし、塗料によっては一斗缶で10万円以上するものもありますし、塗料が異なることで特別な工法で施工しないといけない場合があり、別途費用が掛かることもあります。
屋根材、外壁材になると金額差はもっと開きます。
この見積が適正かどうか、ご判断することは中々難しいと思います。気になることや分からないことがございましたらお気軽にご相談下さい。

3回塗りの落とし穴

「うちは3回塗りなんで塗装の保ちが違います!」
このようなフレーズは、私たちも外装工事をやっているので言いたくなる気持ちはわかります。
 
塗装は下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行いますから、決して間違いではありません。ですが、「3回塗り」という言葉にとらわれていると思わぬ落とし穴にはまってしまう。大事なのは「その内容」なのです。
 
「薄く塗っても、規定通りに塗っても3回塗り」なのです。
 
塗料には、メーカーの指定する塗布量(塗膜厚)というのがあります。塗装工事の見積もりは、塗装面積と塗料メーカーの仕様書に基づいた塗料の使用量で算出します。塗料を3回塗ったとしても薄く塗ればメーカーが指定する塗膜厚よりも薄くなります。そうなると塗料の性能は最大限発揮できないでしょう。
 
「3回塗り」は確かに塗装工程の基本です。ですが、「3回塗り」の仕組みを知らずに言葉通り受け取ってしまうと思わぬ失敗を招いてしまいます。3回塗りをやたら押す業者の見積もりに注目してください。
気になるところがあるとどこまでも気になってしまうかと思います。とくに初めて塗装工事を行う方はなおさらですよね。ですが、大切なのは信頼できる業者と出会えることです。
信頼できる業者は、こちらが質問したことを真摯に説明してくれますし、当然、資格や施工実績、工事保証やアフターサポートなども充実しております。見積もりを確認するだけでなく、業者の実力や見積もりが出るまでの対応、担当者の人となりも見ることが非常に重要です。

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  • 一級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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