船橋市　外壁塗装、屋根塗装、外装修繕・改修工事なら【株式会社W-Win】千葉県船橋市、鎌ヶ谷市、市川市、八千代市、習志野市、白井市

「外壁塗装は塗料を塗るだけだから自分でもできそう。DIYなら業者に頼むよりも安いし、お得だよね！」そう思われている方は少なくはないかもしれません。近年ではDIYも流行っていますね。

屋根や外壁の塗装は、ちゃんとプロの業者がいるように、そう単純なものではありません。間違った施工をしてしまえば、それこそ取り返しの付かない事になってしまうでしょう。

まずは、以下のポイントをご説明していきますね。

＜外壁塗装をDIYするポイント＞
１．道具と塗料だけなので、20～40万円で済む
２．転落や施工ミスがあっても自己責任
３．仕上がりや品質の悪さがあっても我慢できる

果たして、塗装工事はDIYで行っていいものなのか、確認していきましょう。

【塗料】

塗料は下塗り材（シーラー、プライマー、フィラーなどが）と上塗り材が必要です。塗料の相性も考えて選定する必要があります。さらに付帯部によって下地が違います。適用下地に適している塗料を選ばなければいけませんのでよく調べて購入しましょう。

基本的にプロが使う塗料はホームセンターなど一般的な実店舗では購入できません。現在ではネットショッピングで購入できますが、価格は高めに設定されています。

また、取り扱う塗料の種類も限られているため、好みの塗料が手に入らない可能性があります。

【必要な道具】

ローラーはいくつか種類があり、刷毛も毛の長さが違ったりと施工場所によってさまざまな道具を使い分ける必要があります。吹き付け塗装で行う場合はスプレーガンとエアコンプレッサーが必要です。

作業を行う前は養生をしなければなりません。塗料は液体ですから、塗装する時にまわりに飛散して汚してしまいます。養生をするためには、マスカーや養生テープ、ブルーシートなどを用意しなければなりません。

養生についてはこちらの「塗装工事の品質もきれいな現場も、養生するのとしないのでは大違い！」をご覧ください。

【高圧洗浄機】

汚れが残ったまま塗装すると、早期剥離の原因となります。ただ建物の汚れを洗い流すという単純なものではなく、塗装の密着性に関わる大事な工程です。建物全体を洗浄するため3〜7時間ほどかかります。

高圧洗浄についてはこちらの「外壁塗装や屋根塗装で行う高圧洗浄とはどんな作業？」をご覧ください。

【その他】

コーキング材（≒シーリング材と同じ）が必要です。コーキング材は建物の防水性と気密性を保つための材料です。施工する場所によっては雨漏りのリスクもあります。

コーキング工事についてはこちらの「コーキング工事はお済みですか？ぜひ外壁塗装とご一緒に！」をご覧ください。

＜事故が起きても自己責任＞
塗装工事は高所作業がありますので、本来なら足場を設置しなければなりません。ですが、ご自身での施工だと足場をかけられる方は少ないのではないでしょうか。

その場合、はしごをかけて作業することになるかと思いますが、非常に不安定な状態で作業することになりますので、落下や転倒のリスクがあります。しかも、万が一事故をしても自己責任になります。

＜施工ミスや塗装ムラがあっても自己責任＞

何度かお伝えしているかと思いますが、塗装はただ塗料を塗ればいいというものではありません。塗装する前に下地処理や補修、シーリング工事などが必要ですし、塗装は塗装で下塗りや適切な乾燥時間を設けなければ施工不良を起こしてしまうでしょう。

このような施工ミスや仕上がりはすべて自己責任です。一応、塗料はメーカー保証がありますが、正しい方法で施工されていなければ適用されません。

この保証はみなさんが思っているよりもとてもシビアなものなのです。想定される最悪のケースとしては、ご自身で道具を揃えて施工したものの、施工ミスがあり、結局業者にすべて依頼するケース。これはコストが二重でかかるため最悪です。

外壁塗装雨の相場価格はこちらから

＜塗料は一気に塗れるものではないため、ある程度日数がかかります＞
すべて一人で行うとなると完成するまで相当な日数がかかることも覚悟しておかなければなりません。「ただ塗料を塗っていくだけでしょ？」と甘く見てしまうと大変です。

塗装は下地処理や補修など塗装前に行なっておかなければならない工程があり、、耐久性にも影響してきます。また、塗料は一気に塗れるものではありません。

塗布量はメーカーから指示されており、乾燥させる時間も細かく設定されています。こういった施工方法も理解して作業にあたらなければなりません。

塗装工事の流れについてはこちらから

例えば「場所によって色が違っていた」「イメージしていた色と大きく違った」「塗りムラが激しい」などの仕上がりに関するものがあります。

塗料にはそれぞれ乾燥時間が必要ですし、塗料ごとの相性もあります。養生も雑にしてしまうと仕上がりが汚くなります。

また、塗料はきれいに塗れてもシーリングをしっかり打てていないと、そこから漏水することもあります。特に注意しなければいけないのが「雨漏り」です。

シーリングは防水に関わるところでして、雨漏りのリスクがあります。雨漏りは建物への被害が甚大でして、建物の寿命を縮める非常に恐ろしいものです。

塗装の仕上がりだけの問題が、今度は建物の耐久性にまで影響してきてしまうのです。このようなリスクも踏まえて、自分でやろうとすれば、DIYでも外壁塗装は可能です。

シーリング工事についてはこちらの「コーキング工事はお済みですか？ぜひ外壁塗装とご一緒に！」をご覧ください。

そもそもどうして塗装工事をしなければいけないのでしょうか？まずは、そこから確認してみましょう。

建物は常に風雨や太陽光にさらされている状態です。このような環境にあれば、当然ですが、年数の経過とともに劣化も進んでいきます。

よく誤解されることが多いのですが、塗装は建物の外観を整えるためだけと思われている方も多くいらっしゃいます。

外観の美観性を向上させることも塗装の目的の一つですが、もちろん塗装をする目的はそれだけではありません。

塗装をする目的は「劣化からの保護」「美観性の向上」「機能性の付加」の3つがあります。塗装は外観をきれいにするだけでなく、これからも長く住みつづけていけるように耐久性を向上させ、長期的に維持できるようにする大事な役割もあるのです。

たしかにDIYなら費用を抑えることができるかもしれません。ですが、塗装をする本来の目的を踏まえると、果たしてDIYで行なっていいのか疑問に感じませんか？

塗装の必要性についてはこちらの「外壁や屋根の塗装って本当に必要？古くなったままにする危険性」をご覧ください。

それでは結論をお答えしますね。

当社としましては、基本的に外壁塗装をDIYで行うことはおすすめしません。

たしかにご自身で外壁塗装をDIYで行えば業者に工事を頼むよりもぐっと費用は安く済みます。今は便利な時代になりましたから、塗装方法もインターネットで簡単に調べることができるでしょう。

しかし、そういったメリットを差し引いてもDIYで外壁塗装するのはリスクがあります。外壁塗装は高所作業を伴う工事ですから、万が一転落なんてしてしまったら大変です。

当然、ケガを負ってしまえば、治るまで工事は中断ですし、作業を再開したとしても期間があいていれば、塗りたての時とは見栄えが違いがでてしまっているため、また始めから塗装をしなおさなければいけません。

このような労力とリスクを考えていただければDIYよりもプロに工事を任せるのが賢明です。