屋根の劣化を放置するとどうなる?メンテナススケジュールも解説!
投稿日:2022年8月31日 更新日:2023年5月26日
屋根は建物の帽子や傘のようなもので、私たちの生活を守ってくれています。そんな屋根も年数が経つにつれて劣化してきます。劣化具合に応じてメンテナンスが必要なのですが、目に入りにくい場所にあるため、メンテナンスをせずについついそのまま放置されてしまうことが多いです。
屋根の劣化を放置するとどうなってしまうと思いますか?
屋根の劣化によって起こる不具合は、建物の状態を悪くさせるだけでなく、普段快適に過ごせている生活にも影響してきます。
今回は屋根の劣化を放置するとどうなってしまうのか、屋根が痛まないようにするにはどんな対策があるのかを解説していきます。
【屋根はダメージを負いやすい過酷な環境にさらされている】
屋根がどんな状態になっているかわかる方は少ないかと思います。それもそのはずで、屋根は高い場所にありますから、どれくらい傷んでいるのか普段生活をしていて目に入ることはありません。そのため、傷んでもいてもそのまま放置されてしまいやすいのが屋根です。
屋根はなにも遮るものがありませんから、太陽光や風雨、車の排気ガスなどを直接受けて、ダメージも年数の経過分だけ蓄積しています。しかし、屋根が傷んでいても生活に支障がでなければ中々それが問題なのか実感がないですよね。とくに問題なく快適に生活ができれば屋根が傷んでいても支障はないかもしれません。ですが、屋根のトラブルは突然やってきます。
もし、雨漏りしたら天井や壁からポタポタと水が滴り落ちてきて、普段快適に送っていた生活ができなくなってしまいます。
ここまで状態が悪くなるには、少しずつ蓄積していったダメージが影響します。
つまり定期的に屋根の点検やメンテナンスをしていれば、雨漏りなどの大きなトラブルに発展することはありません。
屋根の状態を維持していくことは、建物だけでなく私たちの生活を守ることにもつながります。雨漏りなどの大きな不具合を起こしてからでは遅いですから、屋根の状態を把握し、適切なタイミングでメンテナンスをしましょう。
それでは屋根の劣化を放置するとどうなってしまうのか、もう少し具体的にご説明していきます。
【屋根の劣化を放置するとどうなる?】
現在の住宅は化粧スレートが多く採用されています。化粧スレートは繊維質とセメントを混合した屋根材でして、軽量で耐震性に優れています。重量のある瓦屋根は耐震性に不利ということで、今では採用するお家も少なくなりました。屋根材には先ほどの化粧スレートや瓦、アスファルトシングルなどいろいろ種類があり、劣化の仕方こ違います。化粧スレートや瓦は年数の経過で割れてしまうことがあります。
前述したように屋根はなにも遮るものがありませんから、破損した屋根は風で飛散する恐れがあります。
飛散した屋根は近隣の建物や車などを傷つけてしまう恐れがあり、近隣トラブルの原因にもなります。このような被害を受けないためには屋根の状態をチェックして、その都度メンテナンスすることが大切です。
また、注意しておきたいのが雨漏りです。
雨漏りは必ずしも水が室内にまで流れてくるというわけではありません。
当然ですが「室内に影響がでなければ雨漏りしても問題ない」というわけにもいきません。
雨漏りの怖いところは、知らないうちに水が入り込み建物内を濡らしてしまうことです。
建物内には柱や梁などの構造体がありますから、長い期間水にさらされる状態になるとどうなるのか容易に想像ができるかと思います。
水にさらされ続けた構造体は腐食を起こして建物を弱体化し、安全性が失われます。
ここまで被害が広がってしまうのは避けたいところです。雨漏りすると以下のサインがありますので、雨漏りの兆候を普段の生活から気がつけるようにしておきましょう。
【雨漏りのサイン】
・天井や壁に水染みがある
・窓枠が濡れている
・カビが生えてきている
・壁紙が剥がれてきている
・特定の部屋だけ湿気が多い
・室内で水が落ちている音がする
雨漏りは早期に発見するだけ被害を防ぐことができます。少しでも疑わしいところがありましたら、すぐに対処しましょう。
雨漏りについてはこちらの「梅雨は雨漏りに注意!外壁や屋根点検のすすめ」もご参考にしてください。
【屋根のメンテナンススケジュール】
屋根は劣化具合に応じて適切なメンテナンスを行なっていく必要があります。スレートの場合は10年ほど経ってくると色褪せや汚れの付着などの劣化症状が出てきます。建物の美観維持と屋根材の保護の目的で塗装を実施ください。セメント瓦もスレートと同様で塗装が必要ですが、日本瓦は塗装をする必要はありません。耐久性も高く50年以上保つと日本瓦は言われています。
ただし、屋根材の下に敷設してあるルーフィングはそこまで保ちませんので、20年ほど経過したら、どの屋根材でも「葺き替え」か「カバー工事」をご検討ください。
以下に屋根のメンテナンススケジュールを表にしましたのでご参考にしてください。
年数 | 10年目 | 20年目 | 30年目 |
メンテナンス方法 |
・屋根点検(全屋根材共通) ・棟板金や屋根材の補修(全屋根材共通) ・屋根塗装(スレート、セメント瓦) |
・屋根点検(全屋根材共通) ・棟板金や屋根材の補修(全屋根材共通) ・屋根塗装(スレート、セメント瓦) ・劣化に応じて「葺き替え」か「カバー工事」を検討(全屋根材共通) |
・屋根点検(全屋根材共通) ・葺き替え」か「カバー工事」(全屋根材共通) |
もし、雨漏りしている場合は「カバー工事」で修理するのではなく「葺き替え」をご検討ください。
「カバー工事」は既存屋根の上に新しい屋根を葺く工法ですが、雨漏りしているところも一緒に被せてしまうため、根本的な解決にはなりません。雨漏りしているところを修理してから「葺き替え」を行う方が、後々トラブルのリスクがありません。当社は屋根工事を承っておりますので、気になることやご不明な点などがございましたらお気軽にご相談ください。各屋根工事については下のページをご覧ください。
【適切なタイミングでメンテナンスをするには屋根点検が重要】
屋根のトラブルは建物の状態を悪くさせ、家の中で毎日過ごしている生活にも支障をきたしてしまいます。普段快適に生活していくためにも屋根のメンテナンスは欠かせません。屋根のトラブルを防ぐには適切なタイミングでメンテナンスをすることですが、そのタイミングを逃さないようにするためには屋根点検が重要です。屋根は下から状態を見ることができませんし、一般の方は屋根に登るのは非常に危険ですからおすすめしません。屋根の状態が知りたいときは、かならず専門業者に依頼しましょう。
W-Winは無料で建物診断を実施しています。屋根の状態を診断してからお客様のご要望に合わせて工事プランをご提案いたします。お家のことでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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