屋根の葺き替え工事とはどんな工事?

投稿日:2025年6月30日

「屋根を新しくしたい」

そんな時にご検討していただくのが「葺き替え」です。

 

葺き替えは古くなった屋根を新しくする工事。

カバー工法とは違って外側からだと確かめられない屋根内部から改善できる工事となっています。

 

屋根は雨の影響を強く受け雨漏りにも気をつけなければなりません。

築20年を超えてくると屋根そのものの状態が気になる時期に入りますので、20年目以降は葺き替えなどの屋根工事をご検討ください。

 

本記事では屋根の葺き替え工事とはどんな工事か、葺き替えをするメリットや工事の流れについてご紹介いたします。

 

屋根の葺き替え工事とはどんな工事?

屋根の葺き替え工事とはどんな工事?

屋根を葺くとは屋根を仕上げるという意味を指します。

葺き替え工事は「葺き替える」わけですから、古い屋根を撤去して新しい屋根に仕上げる工事ということです。

 

もっと昔の屋根は草を被せた茅葺き(かやぶき)で仕上げられており、この茅葺きの「葺」がいまでも使われています。

現在ではスレート(コロニアル、カラーベスト)やガルバリウム鋼板といった金属屋根、アスファルトシングルなどの新建材でも屋根を覆うことを「葺く」といいます。

 

屋根の構造は主に3層構造になっています。

 

1層目:野地板

2層目:ルーフィング(二次防水)

3層目:屋根材(一次防水)

 

葺き替え工事は2層目までを撤去し、野地板を増し張りしてからルーフィングを敷き直し、新しい屋根材と役物を設置します。

野地板が腐食など劣化が激しい場合は部分的に張り替えます。

 

屋根の葺き替え工事をするメリット

屋根の葺き替え工事とはどんな工事?

屋根の葺き替え工事をするメリットはこのようなことがあります。

 

・屋根の寿命が延びる

・建物の外観を一新できる

・軽い屋根にすることで耐震性を向上できる

・遮熱性や断熱性能を高めることができる

・目視できない内部を改善できる

・雨漏りを解決できる

 

葺き替えはよく重ね葺き(カバー工法)と比較されます。

上記のメリットにもあるとおり、葺き替えは表に出てこない内部の修繕ができるメリットがあります。

屋根の根本から改善できるため、長い目で見ると屋根の延命につながり安心できる工事です。

 

屋根カバー工法についてはこちらの記事で解説しております。

 

屋根カバー工法とはどんな工事?工法の特徴とメリット・デメリットを解説します!

 

屋根カバー工法のメリット・デメリットを詳しく解説!

 

屋根の葺き替え工事の流れ

屋根の葺き替え工事とはどんな工事?

屋根の葺き替え工事にかかる日数は7日〜2週間ほどです。

屋根の形状や立地、工事する時期などでも日数が変わり、詳細は業者から工程表をもらい確認しましょう。

 

工期について気をつけたいポイントは雨が降ると工事が中止になることです。

雨が連続して降るとその分だけ工事がストップするため、梅雨など天候に左右されやすい時期は工事の遅延が発生することも想定しておくことが大切です。

 

屋根の葺き替え工事の流れや工事内容を以下にまとめました。

 

【屋根の葺き替え工事の流れ】

1:足場の設置

2:既存屋根解体

3:野地板増し張り

4:ルーフィング敷設

5:水切りなど役物設置

6:屋根材本体設置

7:棟板金と雨押さえの設置

8:足場解体〜お引き渡し

 

1:足場の設置

工事初日は足場の組み立て工事です。

足場は有効活用するとコストの節約になります。

屋根の納まりに関係する雨樋はぜひご一緒にご検討ください。

 

足場代の節約についてはこちらから

 

2:既存屋根の解体

既存屋根材とルーフィングを解体します。

解体時、砂埃などの飛散がないように足場にメッシュシートを取り付けます。

騒音もあるため、ご近所トラブルにならないように工事あいさつを事前に行なっていることが大切です。

 

3:野地板増し張り

野地板を増し張りします。

もし腐食があれば新しいものに張り替えます。

※目視できない箇所なため追加工事が発生する場合もあります

 

4:ルーフィング敷設

屋根の防水層にあたる工程です。

ルーフィングは軒先から敷き始め、縦方向に100mm以上、横方向に200mm以上重ねます。

固定方法はタッカーと呼ばれる大きなホッチキスで固定します。

ルーフィングが敷き終われば、ひとまず雨が降っても雨漏りすることはありません。

 

5:水切りなどの役物を設置

ルーフィングを敷設したら水切りを設置します。

水切りはケラバ側用と軒先用があります。

唐草とも呼ばれており、水が内側にまわり込むのを防ぐ役割があります。

 

6:屋根材本体設置

新しい屋根材を設置します。

屋根材はルーフィングと同じように軒先から設置します。

 

屋根材の種類はこちらの「屋根材の種類と特徴を解説!各屋根材の比較と屋根材の選び方もご紹介!」でご紹介しております。

 

7:棟板金と雨押さえの設置

棟には棟板金を設置します。

屋根板金は継ぎ目を隠すためと水の侵入を防ぐことが目的にあります。

下屋がある場合は、外壁と屋根の取り合いに雨押さえを設置します。

棟板金や雨押さえを設置したら水が入らないようにシーリングを打って防水処理します。

 

8:足場解体〜お引き渡し

葺き替えにかかる日数は7日〜2週間ほどです。

屋根上での作業はお施主様側からだと確認できないため、工事内容がわかるように各工程の作業を施工写真に残しておくことをおすすめします。

 

また、葺き替え工事はその後のことも大切です。

もし万が一のことがあっても対応できるようにアフターフォローや工事保証などもご確認ください。

 

W-Winはお客様の大切なお住まいを長くサポートできるように工事写真のお渡しやアフターフォローなどを徹底しております。

 

詳しくはこちらの「定期訪問サポート」をご覧ください。

 

築20年目以降から屋根の葺き替えをご検討ください!

屋根の葺き替え工事とはどんな工事?

屋根は建物の大事な構造体なため、正常な状態を保っていなければなりません。

雨の影響も強く受け、劣化が進むと雨漏りのリスクもあります。

 

葺き替えはルーフィングの性能が低下してくる築20年目以降がご計画していただくタイミングです。

 

屋根のメンテナンススケジュールについてはこちらの「屋根工事の種類とメンテナススケジュールを解説!」をご覧ください。

 

W-Winでは屋根工事も承っておりますので、もし屋根のことで気になっていることがありましたらお気軽にご相談ください。

 

建物診断や見積もりは無料で実施しております。

建物の状態やお客様のご要望に合わせて最適な工事プランをご提案させていただきます。

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

 

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  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
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