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「外壁が汚れてきたし、そろそろ塗装しようかな？」

とお考えの方は、ぜひ工事を始める前に「外壁塗装の流れ」を知っておきましょう！

 

もちろん塗装は職人が行うため、お客様が塗装の詳細を知らなくても問題ありません。

ですが……工事の流れを知っているのと知らないのとでは、工事中の過ごし方や塗装をお願いする業者の選び方などが大きく変わってきます。

 

失敗や後悔がないように、それらを避けるために大事なことが前準備すること。

こちらでは外壁塗装の流れと工程ごとの大事なポイントをご紹介いたします。

 

ぜひこちらでご紹介することをこれからの外壁塗装のお役立ててください！

 

まずは外壁塗装の全体の流れをチェックしましょう。

 

1：足場組立設置

2：高圧洗浄

3：下地処理

4：下塗り

5：中塗り

6：上塗り

7；最終確認

8：足場解体

9：お引き渡し

 

外壁塗装はこのような流れになっています。

それでは各工程について解説いたします。

 

工事が始まるまでの流れについてはこちらの「お問い合わせからの流れ」をご覧ください。

 

外壁塗装など高所作業がある工事は足場を設置します。足場工事で気をつけることはご近所への配慮です。足場工事では騒音や工事車両などご近所の方にも影響があるため、トラブルにならないように事前に工事挨拶を行いましょう。

 

足場は設置ごとに費用がかかります。相場は15万円〜25万円ほどと高額なため、他の高所作業を含む工事もご一緒に行っていただくとトータルコストの低減につながります。お住まいのメンテナンスは1回かぎりではないため、数年後、十数年後に行う工事のことも考えて資金やメンテナンスのご計画をお立てください。

 

足場代の節約についてはこちらの「屋根工事と外壁工事はセットがお得！」をご覧ください。

 

足場設置後、工事2日目に行うのが高圧洗浄です。高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使って建物の汚れや古くなった塗膜を洗い流す作業のことです。塗装すれば汚れは隠せてしまいますが、それではすぐに塗装が剥がれてしまいます。塗装する前に不純物を取り除き、塗装が定着する状態にするのが高圧洗浄にある大事な目的です。

 

洗浄中では以下のことにご注意ください。

 

・洗濯物は室内干し

・お部屋の中が水浸しにならないように窓や玄関は施錠も含め閉める

・洗浄する水が飛散しないように足場にメッシュシートを張る（業者側）

 

高圧洗浄についてはこちらの記事も解説しております。

 

外壁塗装や屋根塗装で行う高圧洗浄とはどんな作業？

 

外壁塗装をする前に知っておきたい「バイオ洗浄」とは？

 

下地処理は塗装する面を調整する工程です。

 

下地処理はこのような作業があります。

 

・ケレン

・コーキング処理

・補修

 

※下地を整えるという意味なら高圧洗浄もこちらの工程に入ります。

 

下地処理は塗装の基本です。下地処理がおろそかになっていると塗装が剥がれやすくなってしまうためご注意ください。

 

塗装すると下地処理をしたか見た目だけではわかりません。手抜きしやすい工程ですから要注意です。

 

下地処理についてはこちらの記事で解説しております。

 

塗装で大事な下地処理を外壁ごとにご紹介！

 

外壁塗装で絶対に見落とせない下地処理

 

コーキング工事はお済みですか？ぜひ外壁塗装とご一緒に！

 

シーリングとは？コーキングとの違いや種類を解説

 

外壁のひび割れ（クラック）は放置で大丈夫？発生する原因とメンテナンス方法

 

下塗りは下塗り剤を塗る工程です。下塗り剤はシーラーやプライマー、フィラーなどがあります。

 

下塗りはこのような目的があります。

 

・下地への密着性を高めること

・下地の凹凸をなめらかにすること

・塗料の吸い込みを抑えること

 

この後に塗る上塗り剤とは異なり、塗装の土台となる大事な役割を担っています。

 

下塗りについてはこちらの「外壁塗装の下塗りと上塗りはどう違うの？下塗りの重要性とは？」で解説しております。

 

中塗りは上塗り剤1回目の塗装工程です。上塗り剤とはウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料などの仕上げに使う塗料でして、お客様が通常目にする塗料もこの上塗り剤です。

 

前述した下塗り剤も同様ですが、塗料には塗布量が決まっています。一度に塗料を塗ってしまうと塗膜内に水分が残り施工不良を起こします。上塗り剤は通常2回塗りになっており、中塗りと上塗りで工程を2回に分けています。

 

塗料（上塗り剤）についてはこちらから

 

上塗り剤2回目の工程が上塗りです。尚、中塗りと上塗りとの間（下塗りと中塗りとの間も同様に）に塗装を乾燥させる時間があります。2回塗料を塗り込み塗膜に厚みをつけることで塗料本来の性能を発揮できます。

 

同じ塗料を塗りますが、意外と色味に大きな違いがでます。塗膜が薄いと下地の色が浮き出てくるため、中塗りの段階ではムラがありますが、上塗りまですると塗膜厚が確保され、色が均一になります。

 

上塗りまで進むと下塗りを含めて何回塗装したか見ただけでは判断がつきません。そのため下地処理や下塗り、中塗りといった表に出てこない工程を省いて手抜きをする杜撰な業者が残念ながらいます。

 

当然ながら、塗装の品質はガクッと落ちます。塗装は手抜きしやすい工事と言えますから、杜撰なことをされてしまわないように、慎重に業者を選ぶこととどんな作業を行なったかわかるように施工写真を撮るように業者に依頼しましょう。

 

作業をひととおり終えたら最後に仕上がりを確認します。ここで塗り残しや傷などがあれば手直しをしていきます。最終確認を終えると足場を解体するため、お客様も一緒に仕上がりをご確認ください。足場を撤去した後だと高所にあるところの手直しができなくなってしまうためご注意ください。

 

足場を解体し、敷地内の清掃や洗浄、最後の確認を終えたらお引き渡しです。お引き渡し前の確認もお客様ご自身で確認しましょう。気になるところがあれば遠慮なく業者に伝えることが大切です。工事は終えた後も大切です。万が一のことがあった場合に対応してもらえるようにアフターフォローや工事保証があると安心です。

 

当店では工事後も安心してお過ごしいただけるようにアフターフォローで定期訪問を実施しております。

定期訪問についてはこちらの「定期訪問サポート」をご覧ください。

 

ここまで外壁塗装の流れについてお話をさせていただきました。外壁塗装は建物を維持していくために大事なメンテナンスです。そう簡単にやり直せる工事ではなく、お金もかかりますから後悔や失敗がないように、塗装工事の流れを押さえてから工事を始めていただくことをおすすめします。もし、ご不明な点やお悩みのことがありましたら無料診断も行っておりますのでお気軽にご相談ください！

 

これから外壁塗装をお考えの方はこちらの「外壁塗装工事を始める前に押さえておきたいポイント」もぜひご一緒にご覧ください。

 

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