べランダ・バルコニーの防水工事 メンテナンスと工法の種類のポイント

2022年4月28日更新

ベランダやバルコーニーは防水施工がされているのはご存知ですか?

ここは雨に濡れる場所で水も床に溜まるため、防水がされていないと染み込んでしまい雨漏りを起こしてしまいます。

 

普段はあまり意識しにくい場所かもしれませんが、外壁や屋根の塗装と同じくらいメンテナンスの必要性がある場所ですから、もし年数が経っていたり、劣化していたりしましたらベランダ防水のメンテナンスをご検討ください。

ここではベランダ防水のメンテナンスの必要性や工法の種類などをお伝えしていきます。

 

【ベランダは定期的に防水のメンテナンスが必要】

べランダ・バルコニーの防水工事 メンテナンスと工法の種類のポイント

 

ベランダやバルコニーは雨に濡れる場所ですから、床に防水がされていないと水が染み込んでしまいます。

構造は屋内にまで水が染み込んでこないように床下地の上に防水層が設けてあります。

 

防水工法によっては防水層の上にトップコートを塗って保護層を作っているものもあります。

防水層や保護層は風雨や汚れ、太陽の紫外線などが原因で経年劣化してきます。

 

劣化してくれば汚れや色あせが次第に目立ち始め、防水性能も低下してくるため、いままで撥水していたのが徐々に水が染み込んできます。

 

このためベランダやバルコニーの防水も定期的にメンテナンスが必要です。

それではもし防水のメンテナンスをしないで劣化したまま放置するとどうなってしまうのかを次にお伝えしていきます。

 

【ベランダ防水の劣化を放置するとどうなる?】

べランダ・バルコニーの防水工事 メンテナンスと工法の種類のポイント

 

冒頭でも触れたように防水が劣化すると水が染み込んでくるため、雨漏りを引き起こすリスクが高くなります。

 

「劣化症状があってもとくに水が染み込んでいる様子がないから大丈夫」と思って放置してしまうのは要注意です。

 

雨漏りはかならずしも目視で確認ができるとはかぎりません。

室内に症状が出ていなくても壁内が濡れてしまっていることもあります。

 

ベランダ防水の劣化を放置してしまうリスクは雨漏りを引き起こしてしまうことですが、その雨漏りの被害を受けてしまうと以下の被害を受けてしまいます。

 

【雨漏りで被る被害】

・柱や梁などの構造体が濡れて腐食してしまう。

・構造体が腐食もしくは濡れて脆くなると耐震性が低下する

・木材が濡れるとシロアリを寄せ付ける

・シロアリに木材を食べられてしまう

・電気配線がショートし、火事の恐れがある

・天井や壁の内装クロスにシミができる

・カビが発生する

・フローリングや畳などの床が濡れて劣化を早める

・家具が濡れる

・テレビなどの家電が濡れて故障する

など

 

上記で挙げたことを見ていただいてもわかるように雨漏りするとたくさんの被害を受ける恐れがあります。

また、修理工事も規模が大きくなりやすいのも雨漏りの厄介なところです。

 

ベランダやバルコニーの防水が劣化すると雨漏りのリスクがあり、上記で挙げたいろいろな被害を受けてしまう恐れがありますので、できるだけ雨漏りを起こさないことが重要です。

 

雨漏り修理についてはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。

 

【防水の劣化症状】

べランダ・バルコニーの防水工事 メンテナンスと工法の種類のポイント

 

防水工事が必要になるサインの一つが劣化症状です。

劣化の仕方は防水工法によって違いはありますが、以下のような症状が見られたらメンテナンスをご検討ください。

 

【防水の劣化症状】

・トップコートの色あせやひび割れ、汚れの付着

・防水層のひび割れや汚れの付着

・防水シートの反り、めくれ、剥がれ、浮き、破れ

・水たまりができる

 

ウレタン防水やFRP防水は防水剤を塗って防水層が作られていますから、色あせや汚れの付着などの症状が見られたらそろそろメンテナンスを考える時期になります。

 

また、シート防水は経年劣化でめくれてきたり、反ってきたりして下地が露出してきます。

この状態だと水が染み込んできてしまいますのでメンテナンスが必要です。

 

当社は無料で建物診断を実施しておりますので、メンテナンスが必要か知りたいという方は、ぜひご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

【防水工法の種類】

べランダ・バルコニーの防水工事 メンテナンスと工法の種類のポイント

 

防水工法はいろいろな種類があり、耐用年数も変わってきます。

以下に一つずつ防水工法の種類をお伝えします。

 

【ウレタン防水】

弾力性があり、床の形状を問わず柔軟に施工ができる特徴があります。

床面にウレタン樹脂を塗布して防水層を作ります。

塗膜に厚みがあるため床は少し弾力のある仕上がりになります。

 

耐用年数は10年ほど。

コストも比較的に安価で塗装面積が広い場所によく用いられます。

 

住宅にも採用されており、継ぎ目のないきれいな仕上がりにすることができます。

デメリットは先端が尖っているものをおくと塗膜が破けてしまう恐れがあり工期も長めです。

 

【FRP防水】

現在の住宅に多く採用されている防水工法で、ポリエステル樹脂とガラスマット(繊維強化プラスチック)を組み合わせた優れた強度と耐水性を有した防水工法です。

 

強度がありますので、ベランダなどの歩行する場所に適しています。

耐用年数は10年ほど。

 

軽量で建物への負担が少なく工期も短いです。

FRP防水は防水層の上に保護層としてトップコートが塗られており、トップコートは5年ほどの周期で塗り替えが必要なため、メンテナンス頻度は多めです。

 

【シート防水】

塩化ビニールやゴムシートを敷設して防水する工法です。

シート防水は密着工法や機械式固定法などいろいろな工法があり、施工する状況に合わせて適した工法を採用する必要があります。

 

ビルなどの屋上にシート防水を採用することが多く、施工面積が広いときに適しています。

耐用年数は15年ほどと長いですが、メンテナンスを同じシート防水で施工する場合は防水シートを全張り替えする必要があります。

 

デメリットは設備機器が既に設置してあったり、床形状が複雑になっている場所では施工が難しく適していません。

 

【アスファルト防水】

合成不織布にアスファルトを染み込ませたルーフィングを敷設して防水する工法です。

ルーフィングは加熱溶解して重ねて貼る工法と粘着剤やバーナーで炙ってアスファルトシートを接着する工法があります。

 

耐用年数は15〜30年と長く、防水層も厚くなっているのが特徴です。

アスファルト防水は施工に手間がかかり、下地にシートを接着する際ににおいが発生するため近隣への配慮がいります。

 

【ベランダのドレンはこまめに掃除をしましょう】

べランダ・バルコニーの防水工事 メンテナンスと工法の種類のポイント

 

ここまでベランダ防水のメンテナンスや工法の種類についてお伝えしてきました。

もう一つベランダのことで注意しておきたいところがドレンです。

 

ドレンとは排水口のことで、床に溜まった水はドレンのところで排水されます。

わずかですが床は傾斜がつけられており、ドレンのところに水が流れていくように作られていますが、水と一緒にゴミも流れていきます。

 

ドレンは汚れやゴミが溜まりやすく、しばらく放置すると溜まったゴミや汚れのせいで排水しづらくなってきます。

排水が滞ると浸水を起こし、劣化も早めてしまう原因となります。

 

ドレンまわりのところの劣化が雨漏りの原因になることもありますので、ドレンはこまめに掃除することをおすすめします。

 

防水工事については下のページでもご紹介しておりますので、工事をお考えの方はぜひこちらもご参考にしてください。

 

「屋上・ベランダ防水工事」

 

「ビル・マンションの防水工事」

 

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